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第16章 未来へ
そしてオレは気付いてた



来てからずっと…


優しいまなざしで
オレをみてるアイルに





オレを安心させるかのような
優しいまなざしで





こういうのを・・・




こういう子を
母性がつよい…



とかって言うんだろうか?




・・・母性的








仮に…立場が逆になったら

アイルが寝込んだりしたら

オレも勿論すぐにとんでって看病する






だけど…こんなに
細やかに気を配ったことや
的確なこと…



してやりたくても
まずできない


気が届かないだろうな




料理ひとつにしても普段もそうだ

季節や気温…オレの体調?

どこで見てんだよって言うような…





カユイ所に手の届くようなものが
いつも出てくる








今まで…家に押し掛けてきては
わかりやすいハデな料理つくる女は
何人かみたが





こういう…アイルみたいな女って
オレやっぱ知らない





オレ・・・少し想像してた






将来アイルは

自分の家庭を持ったり…

母親になったりしたら





家族や子どもに
こんなやさしい顔で



こんな風に接するんだろうな…



なんて・・・













って…何だオレ?










…熱のせいだ熱の・・・



・・・そうにきまってる













…ピピピ?……って?









・・・何だ?












『38.9℃か・・・結構あるね

まいったなぁ…

これじゃ辛いね・・・』








『薬飲んだし…ダイジョブ

もう…いいから、あんま近くに…』








『~まだ言ってる
そんなコト言ってる場合じゃないでしょ?

大丈夫、私これでも体は結構丈夫なの
カゼも滅多にひかないから

安心して、自分の心配しててよ』










それは・・・アイルが

そう努力してるってことだろうな





オレにはわかった






普段の食事とかみててもわかる

アイルは…何においても

ものすごく努力家だ





…今日は、小さなアイルが

とても大きくみえる
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