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Best name
第16章 未来へ
『?あーん。・・・』
(笑)
『お…起き上がれるんだしっ…
自分で食べてよ……~~ハイ…っ』
『やだ。…じゃー食わない』
真っ赤な顔のアイル
オレは…どさくさでバカなことをして
アイルを困らせて甘えてみた
『~~…。ハイ…あーん
…よく噛んで・・・ゆっくり』
『・・・ウマイ(笑)
それ…ピンクのやつ食いたい
梅だっけ?』
アイルが健気なのをイイことに
オレは…大バカだぜ
けど・・・なんか最高だ(笑)
バチが当たらないとイイが
『味…わかるようになったね?
よかった・・・
茶碗蒸したべる?』
『ん。~…メチャうまい、コレ…』
『んふ…よかった
少し薄味かもしれないけど』
『ちょーどいい。… … …』
ベッドの端に浅く腰掛けるアイルを
何気に抱き寄せてみた
アイルが目を丸くして驚く
『ちょっ…と…っ・・・
こぼれる・・・~リョウキっ』
『…幸せだナァ・・・』
『こんな・・・ときに…』
本音だったけどな