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第11章 引っ越し

しばらくの間、一緒に暮らせない寂しさを埋めていくように何度も何度も求め合った

実家に戻ると、健人は毎日、迎えに来る

図書館のパートのない日も来る

図書館のパートの日は、私を送ってまた迎えに来る

パートのない日も迎えに来て、健人の事務所の手伝いをして一緒に過ごした

実家に送ると、いつしか両親と晩御飯を一緒に食べるようになった

週末は、外泊の許可も出るようななった

両親も、健人の魔法にかかったみたいに、健人を受け入れていく

健人は、毎日のように、両親に結婚の許しを貰えないか聞いていた

いつも、返事は。。。



まだ、早い。。。



それでも健人は毎日聞いていた

１年が、過ぎた頃、いつものように健人が両親に聞いた


「美海さんと結婚させてくれませんか？」


もう、何度も聞いたセリフにお母さんと笑う

お父さんが真面目な顔で健人に言った


「美海を幸せにしてやってくれ。。。」


「ええ？」


「次は、二度と戻ることは許さないからな？」


そう言ったお父さんは、笑っていた

健人は、嬉しそうにお父さんにお礼を言っていた


「必ず、幸せにします。。。」


「っ。。。健人？」


その日、二人で健人の家に帰ると抱きしめられていく


「みぅ。。。」


「っ。。。健人。。。？」


私を見ながら、おでこを小突いてくる


「何か不満気な顔だな？」


「っ。。。そんなこと、ないよ。。。？」


心に引っかかる刺を隠していく


「何だよ？」


指が私のスカートを捲り、下着を撫でながら聞いてくる

１年経っても、飽きない行為は体を熱くしていく


「お父さん。。。せっかく許してくれたのに。。。？

不満気な顔してる。。。」


私の下着の隙間から指が入ってくる

クリトリスを擦りながら、キスしていく


「みぅ。。。愛してる。。。」


「ぁあうっん。。。」


「結婚。。。しよう？」


一番欲しかったセリフにドキドキする


「っ。。。どうなんだよ？」


健人が指を動かしてくる


「結婚。。。しよう？」


「ぁあっ。。。うん。。。」


「愛してるよ。。。みぅ。。。ずっと愛してる。。。」


「ぁあうっん。。。私も、愛してる。。。ずっと。。。」


指が抜かれて、私の口に入ってくる

私の指を手に取り舐めながら私を見る