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姉ちゃんと○○○
第13章 かぶれる姉ちゃん

この日の朝食は、姉ちゃんは僕と一緒に食べてくれなかった。
寂しい。
夏真っ盛りだ。
庭ではセミが鳴きだした。
リビングで勉強している僕の横を、麦わら帽子を被った姉ちゃんが通る。
「どうしたの? どこにか行くの?」
僕は姉ちゃんに尋ねる。
「庭の手入れよ。 母ちゃんが大事にしてた花壇に、変な雑草が生えてきたの。 今まで放置しちゃってたから…」
「じゃあ僕も手伝うよ」
僕はソファーから立ち上がる。
「ダメよ、あんたは。 勉強があるでしょ?」
「大丈夫だよ。 勉強の気晴らしにもなるし」
僕は姉ちゃんを手伝いたい。
姉ちゃんからは家庭内別居を宣言されたが、少なくとも姉ちゃんを手伝っている間は、姉ちゃんと一緒に居られる。
寂しい。
夏真っ盛りだ。
庭ではセミが鳴きだした。
リビングで勉強している僕の横を、麦わら帽子を被った姉ちゃんが通る。
「どうしたの? どこにか行くの?」
僕は姉ちゃんに尋ねる。
「庭の手入れよ。 母ちゃんが大事にしてた花壇に、変な雑草が生えてきたの。 今まで放置しちゃってたから…」
「じゃあ僕も手伝うよ」
僕はソファーから立ち上がる。
「ダメよ、あんたは。 勉強があるでしょ?」
「大丈夫だよ。 勉強の気晴らしにもなるし」
僕は姉ちゃんを手伝いたい。
姉ちゃんからは家庭内別居を宣言されたが、少なくとも姉ちゃんを手伝っている間は、姉ちゃんと一緒に居られる。

