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姉ちゃんと○○○
第2章 姉ちゃんとふたり暮らし
食事はリビングの隣のダイニングで、姉ちゃんと僕と一緒に食べる。

父ちゃんや母ちゃんがいないので、食事の準備も姉ちゃんと僕で交代制だ。


今日の夕食は僕が作った肉じゃが。

「あんたって料理、上手いのね。 私のよりずっと美味しいわよ。 これから、あんたにずっと料理してもらおうかな」
姉ちゃんが上機嫌だ。


料理なんて、レシピ通りに作ったら失敗はしない。

姉ちゃんが料理をときどき失敗するのは、適当に作っているからだ。

僕はそう言いたかったけど、姉ちゃんを怒らせたくないので言わなかった。

とにかく、僕の料理を姉ちゃんが美味しそうに食べてくれてるのが、僕は嬉しい。
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