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第1章 第一章

何名か組から来るとやはり脳内での会話｡


目線で先ほどのバカ女を指すと組員達はその女の元に行き、胸ぐらを掴み


「ガキが粋がって舐めた事言ってんじゃねぇぞ！！てめぇらがこの街で暮らせるのは誰の御陰なのか良く考えて物を言えや！オイ、連れていけ！！」


組員の一人が罵声を浴びさせるが私は何とも思っていない。


泣き喚くバカ女。


なら、最初から楯突くなや。


「紅葉、髪離せ｡話が先に進まない。紅総長、紅は組が保っている。私を下に見ていたら死ぬぞ?てめぇらより喧嘩は強い。女だからと言って甘く見んなよ餓鬼が！！」