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第1章 第一章
紅総長である朱神仁を蹴り、紅葉が素早く動き朱神仁まで行き 髪を鷲掴みし上に向けさせ

「朱神、礼儀がなってねぇなぁ。ん?紅組の嬢に対して敬語は?てめぇが嬢よりえれぇのか?あ"あ"?」


殺気を出す紅葉に周りは震え上がる。


だが、やはり、バカは居る。


「そ、そんなに、こ、この女が偉いんですか?」


然も、ご丁寧に私に指差しして紅葉に訴える。


紅葉は、脳内で話しかけてきた。


《嬢、どうされます?裏に連れて行きますか?》


頷くと、朱神の髪を持ったまま組に連絡を入れる紅葉。
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