この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
月夜の時間
第13章 すれ違い
「ほんとに俺のこと好きなのか試したくなったんだ。
ごめん。」
賢治は同棲資金のため働いてたが、
亜里沙から会いたいと言ってほしかったのだ。
たまには好きだと言ってほしかった、と呟いた。
いつも俺から言ってばっかりだとふて腐れていた。
こんな長身でコワモテ顔で怒りっぽい男が…。
「ぶっ…」
「なっ…何がおかしい…」
「賢治でもそんな事考えるんだって
もっとドライなのかと思った。」
「悪いか?」
「ううん、ますます好きになった。
もう今回みたいな事しないで。
傷つく。」
ごめん。」
賢治は同棲資金のため働いてたが、
亜里沙から会いたいと言ってほしかったのだ。
たまには好きだと言ってほしかった、と呟いた。
いつも俺から言ってばっかりだとふて腐れていた。
こんな長身でコワモテ顔で怒りっぽい男が…。
「ぶっ…」
「なっ…何がおかしい…」
「賢治でもそんな事考えるんだって
もっとドライなのかと思った。」
「悪いか?」
「ううん、ますます好きになった。
もう今回みたいな事しないで。
傷つく。」