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月夜の時間
第14章 京君の片思い
家に着くと真っ暗。

まだ賢治は帰ってないのね…。

電気をつけたら…

賢治がコタツで寝ていた。


「ひぃぃっ…!」

「俺は幽霊かよ。

亜里沙 どこいってたんだよ…」

え?充電器に挿したスマホからは

賢治からの心配する

ラインのメッセージが何通もあった。

ちょっと早く仕事終わったから

外食にしよう

どこにいるの?


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