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月夜の時間
第2章 接近
「どっちが落とさず長くできるか勝負な。」
「いいよ。負けないからっ」
結果…賢治の線香花火が長かった。
「はぁー、残念。」
「よっしゃー。」
「…。」
花火を取りに行こうとする亜里沙。
「勝ったからご褒美くれよ。」
「何がいい?高いものならやめてね…」
「キスしていい?」
「え?…」
月明かりの下で賢治の眼が光る
キスすらしたことない亜里沙はどうしていいか
わからず焦り固まる。
「あ、冗談…花火片付けるねっ」
賢治は亜里沙の手を引き抱き寄せた。
「嫌なら全力で押せよ。」
賢治の大きな手の平で亜里沙は頭を固定される。
賢治の顔が近づいてくる。
息遣いがわかる。…
心拍数が上がってきて焦る。
「いいよ。負けないからっ」
結果…賢治の線香花火が長かった。
「はぁー、残念。」
「よっしゃー。」
「…。」
花火を取りに行こうとする亜里沙。
「勝ったからご褒美くれよ。」
「何がいい?高いものならやめてね…」
「キスしていい?」
「え?…」
月明かりの下で賢治の眼が光る
キスすらしたことない亜里沙はどうしていいか
わからず焦り固まる。
「あ、冗談…花火片付けるねっ」
賢治は亜里沙の手を引き抱き寄せた。
「嫌なら全力で押せよ。」
賢治の大きな手の平で亜里沙は頭を固定される。
賢治の顔が近づいてくる。
息遣いがわかる。…
心拍数が上がってきて焦る。