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月夜の時間
第6章 しし座流星群
待ち合わせたのは小学校の校庭。

門が閉まったてるのを乗り越えることになった。

本当は私の背でも跨げそうだったけど

賢治君か手を貸してくれたから甘えた。

大きくてゴツゴツした手軽心地よかった。

深夜の学校は怖いけど賢治君といるから

嬉しかった。

明かりがないから星が一層光って見える。

「うわ、肉まん潰れてる…」

どうやら賢治は二人分の肉まんを買っていた様子。

「ありがとう、1つちょうだい」

ごめんと言いつつ、賢治は亜里沙に肉まんを渡す。

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