この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
月夜の時間
第11章 雄也の誕生日
「ほら 離れてー
兄貴の彼女は亜里沙さんなの!
友梨佳ちゃん、行くよ。」
「そうなの?賢治さんって地味な感じが好きなんだね。」
チク…
どうせ私と賢治は傍から見たら釣り合ってませんよ。
それにしてもはっきり物言う子だな。
雄也は友梨佳の手を引きながら遊園地へ向かった。
「よかった、賢治君の家に
招待される断るつもりだったよ。」
「そうだな。
さすがに雄也の頼みでも俺も行かなかったな。
あの人とは
時間経てば顔出せるんだろうけど」
「私が気まずくなるきっかけ作ったもんね、ごめ…」
「そんなこと言うな!嬉しかったんだ。
すごく…
長い間言えなかったことを亜里沙が代弁してくれたんだ。
俺だってやっと本心を親に伝えられたんだから
それに…」
「お前 俺からの誘い
上手く流してるつもりだろうけど…」
兄貴の彼女は亜里沙さんなの!
友梨佳ちゃん、行くよ。」
「そうなの?賢治さんって地味な感じが好きなんだね。」
チク…
どうせ私と賢治は傍から見たら釣り合ってませんよ。
それにしてもはっきり物言う子だな。
雄也は友梨佳の手を引きながら遊園地へ向かった。
「よかった、賢治君の家に
招待される断るつもりだったよ。」
「そうだな。
さすがに雄也の頼みでも俺も行かなかったな。
あの人とは
時間経てば顔出せるんだろうけど」
「私が気まずくなるきっかけ作ったもんね、ごめ…」
「そんなこと言うな!嬉しかったんだ。
すごく…
長い間言えなかったことを亜里沙が代弁してくれたんだ。
俺だってやっと本心を親に伝えられたんだから
それに…」
「お前 俺からの誘い
上手く流してるつもりだろうけど…」