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第6章 4月5日

さて、今日のログは、ピラミッド内特有の職業について記録しよう。

人口増加プロジェクトにより、出生率を安定化させる為の職業だ。

前にも話したように、自然、人工受精と妊娠、そこから生まれた２世以降のまた、様々な掛け合わせに寄って、ようやくピラミッドの人口は安定した。

それを次世代まで維持させる為に必要な職業だ。

つまり、自然受精をする為のsexばかりを請け負う者。
その中には、そのまま自然妊娠まで従事するものもいれば、受精卵を提供して受精行為を繰り返す者もいる。

またどちらも専任で行う者もいれば、交互に行う者もいる。

つまりは全て女性の仕事だ。

母体を提供するものもいる。
自然受精、人工受精の受精卵を預かるのを仕事にする女性。

また多胎出産が可能な者は、自然妊娠時に受精卵を預かったり、最初から受精卵を複数預かる者…

家族という概念がないからこそ成り立つ仕事なのかもしれない。