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第7章 4月6日

あちこちが行き詰まりになり、手掛かりがないと思えば、昨日のように思いがけないところで確証を得ることもある。

ミライ氏に導かれているような気がするが、会って話してもはぐらかされてしまいそうで、社交界にいく勇気はなかった。

とりあえず、順番に…
今日は優翔を観察することにした。

それと午後は、ピラミッドの生産部を見学するスケジュールを入れた。

居住区を出て、ピラミッド内部の見学をすることも、『自分の目で見る』ことではないかと考えたのだ。