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第6章 危険な弟ソウマ（22）

　ズバリそのとおりでしょう！とは口が裂けても言えないけど。


　ショウイチのセックスは、正直言って、ヤリ足りなかったの。
　無いよりマシってくらい…。



　かといってワタシだって経験なんて全然ないから何か教えることも出来ないし。
　　


　かいとにもう抱いてもらえないなら、
　かいとくらい上手くて巨根遅漏絶倫な人に出会いたかったの。
　かいとを忘れられるくらいの男にね。




　というわけで、早速マッチングアプリをインストールしたわ。
　フッ軽とあやなは同義語よ。


　ガチムチそうなオトコはすべて右スワイプしたわ。
　途中でショウイチが出てきたから、それは左スワイプしといたわ。



　わりとザックザクマッチしたけど、
「このオトコに抱かれてみたい」
　ってのが見つからなかったの。
　何日も右スワイプ→ザックザクマッチ→やりとりだけで終わる…が続いたわ。


　けれど、ついにその日は来たわ。