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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第7章 あなたに似た人
基本は無理やりなシチュエーションによって生まれるギャップの意外性で笑わせるのを見どころに設定した「魅力」メインのお話ですね。
そこに上手く「謎」であるミステリーとサスペンスを挟んで読者を引っ張る。出だしからしてキチンと計算されていて、これは人を楽しませることをよく知っている方なのだなーとお見受けいたしました。
こういう人は自分が楽しむことも大好きだから、書いててきっとかなり楽しんでる。一人で噴き出しながら書いてる、多分。「なんだこれwww」とかウケまくってる。人に見られたらかなりヤバい執筆風景が目に浮かびました^^;
そうなるともう止まらなくなって、どんどん書き進めてけっこう長くなっちゃったって所でしょうか。
メッセ末尾にも楽しかったとお伝え下さってますが、かなりの楽しかった度だったはず。
クライマックスあたりの展開もいいですね。二人のキャラクター性(可愛い女の子と頼りがいのあるっぽい男)を使ってこの先の展開への期待まで生み出してますね。
オチについては、せっかく「客(?)の方が突然ヤキソバを作り出す」というアイデアで読者を引きつけたんだから、最後は逆に「売り子である女の子の方が焼きそばを買う」にしたらキレイだったかなとも思いました。敢えて外したのかもしれないですが。
野獣がどうなったかも、せっかく登場させたのだからこの話の中で処理できると良かったと思います。ただの情景描写を超えてしまって、作者の意図せぬサスペンスが生まれている気もしました。意図したとすれば、意図不明。そこが違和感。
第二章の時点での作品なのに、読者を引っ張ったり引きつけたりしてるとこが凄い。もう身についてらっしゃいますね。