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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第7章 あなたに似た人
さて、じゃあリアルタイムでついてきている可能性がもっとも高いのが「なんか面白そうだから読む」派だったり「受賞経験者、書籍化経験者、デビュー済者」。
そして、「本気組」と呼ばれる方々も含めてほとんどが……おそらく9割近い確率で「女性」。
10代後半~50代あたりだと広くとっても、この中にどれほど『北斗の拳』に関心がある人がいるというのか。
そんな相手に向かって「俺と北斗の拳の話しようぜ?」というね。正気かお前は。
そんなこったから三回目のデートあたりで「別れよっか^^」とか言われるのよ><
アンタこのサイトで何を学んできたのっていう><
もうまったく今迄書いてきたことの説得力が失われます。
私は「創作」という共感対象をベースに本作の読者を設定した。
そこまでいい。しかし、『北斗の拳』では届かないのだ。「性差」であったり「ジェネレーション」であったりという割と大きな属性に対して「創作」という共感は卑小なのだ。
ここに共感の難しさがある。複合的なのである。
私がアホなだけとも言えるんだけど、おうおうにしてやっちゃうワケですよ。なんせ、作者ってやっぱり基本、自分の書きたいことを書きたいわけじゃん^^; それに、自分の知らないことって書けないし。
一応リサーチはしたんですよ。ブックオフ行ってコミックス立ち読みしてみた。
そしたら、巻末の「読者の声」のコーナーにけっこう女の子たちいるのね。