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第9章 コンテスト受賞作の作り方

片や生殖本能的な、そして一方は生存本能的な――というのが面白いが、そこを押さえて作品を書くのは役に立つ。特に官能系の小説ならば、そのどちらかがターゲット読者層なのだから。

それをテーマにしただけでもかなりの数の読者がつくと思える。

でもそれだけじゃあ変化がないから、捻りを入れてみたりしてオリジナリティを生み出そうとする。

そのとき、「自分はどこに捻りを入れるのが得意なんだろう？」と思いはしないだろうか？

彼を知り、己を知れば、百戦百勝。

そこでこの『作家さん、あなたは何タイプ？』シリ～ズ♪　である。

決してこないだ更新した「直観型と論理型の判別法」がウケが良かったからとかそういう読者におもねった理由ではないのである。

そろそろ眠いので脱線はよそう。
あとちょっとだけ頑張るから見ててねー。

好きな作家さん――できれば「その先生の作品、全部持ってます！」ぐらい好きすぎる作家さんの名前を思い浮かべて欲しい。漫画家化小説家がいい。黒名ユウ以外で。

……ノリツッコミもやめておきますね。各自でおね。

思い浮かべたら次に、その作家さんの作品名を３つばかり書き並べて見る。

これが、その作家さんが何が得意かを判別する方法だ。