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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

あなたが狙うのは大賞なのか、受賞なのか? はたまた入選(ノミネート)なのか?
あるいはそこからの書籍化なのか? 副賞的に書籍化があるコンテストなら過去それらの作品はどんな賞以上が多いのか?

自分の目的達成のためにはどれぐらいの倍率が立ちはだかっているのか?

わかっていれば、これからのクオリティアップの取り組みにどれぐらい力を入れなければならないか覚悟が決まる。どれぐらいここの作業に時間を残しておかなければならないかが頭に入っているかどうかで、ここまでの各段階での真剣さがダンチです。

単に「受賞したい」とだけしかイメージできていない競合と物凄い差がつきます。まずはそこから引き離していきましょう。勝負はとっくに始まっています。

あなたの目標や各コンテストの応募者数はまちまちですから、そこは自分で計算して倍率を出しておいてください。

オープンエントリータイプではないコンテストだと応募者数がわかりませんから、それは前年などの結果発表などからデータを取ってくるといいです。それも不明なら、自分で予測しかないですね。それでもいいです。なにもないよりまし。覚悟を具体的にするための道具にすぎませんしね。


なお、今年(2017年)の夏の甲子園の出場倍率は78倍です(全参加校3839校中49校)。優勝倍率は3839倍です。

彼らが真夏の太陽の下で汗と泥でグチョグチョになって立ち向かっている倍率に比べたら屁みたいなもの。


それぐらいの気持ちで呑んでかかりましょう!
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