この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
★シコミ
仕込みとは作品全体のことです。
タイトル(背表紙と表紙にありますね)、表紙、帯、裏表紙(あらすじ紹介なんかがありますね)、口絵、登場人物紹介、目次、冒頭、挿絵、中盤、クライマックス、オチ、あとがき、カバー裏……etc
一冊の本には仕込めるパートが沢山あります。
何を仕込むかという話ですが「読者を楽しませる仕掛け」です。
できることは全部やれということではありませんので、そこはご留意を。
その作品に合った「程度」というものがございます(笑)
やりすぎはよくないし、やらなさすぎもよくない。
丁度いい塩梅に、過不足なくバランスが取れていることが肝要。
「初稿段階」でそんな調整をしながら書いていたのではまるで先に進めなくなります。
そもそも原稿が全部完成してないのだから、そんな段階でバランスを考えるなど、よほどの頭脳の持ち主でないとできないはず。
でも実際にいるんですよ、そーいう人。できちゃうの、頭の中だけで全部^^;
できる人なら、多分そのやり方のほーが慣れてるでしょうからそのほうがいいでしょう。
そうでない人は、まずは「初稿」を上げてから考える。
それが効率的だし合理的。