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第9章 コンテスト受賞作の作り方

▼遊ぶ

はい、お疲れ様でしたー！

ここでようやく「遊び」の時間です。
ゲームでもなんでもやって気晴らしして下さい（時間の許す限り）

どうして遊ぶかというと、初稿時の記憶を飛ばしてできるだけ作品の内容を忘れるためです。

作者はただでさえ主観的……というか、どうあがいても作品に対して主観でしか接することができないので、ちょっと頭を冷やして少しでも客観性を持てるようにすることが必要なのです。

見所だけは忘れる前にリストアップした方がいいので、「初稿」が終わったらまずやることはそれです。誤字とかまだ先。

だって、実際の仕事だったら、現在編集者さんは初稿のチェック中ですもん、修正指示が来たらまた書き足したり削ったりですよ？

あなたは今、一人で執筆していますが、それだって同じです。

これから修正ありますから、まなじこの段階で誤字を直したりすると、最後のチェックのときに混乱します。

なので、ちょっとプロ気分も味わう感じで「フフン♪」と羽を伸ばして下さい。

ストレスもけっこう溜まっている頃だと思いますしね。良い精神状態でフィニッシュを迎えたい。