パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 夢

『あん、なん、で…』

迫り来るものが怖かったけど、それが何なのか知りたかったのに…。

『やべ…すごいことになってる…ほら』

ねっとりと絡み付いて光る指を眼前に晒される。
私のせいでそうなったことに恥ずかしくなる…。

『やだ…』

絡み付いたものを見せつけるように舐め取り、羞恥を煽られる。

『やだぁ…！』
『すごい、エッチな味がする…』

唇を耳元に寄せられ、息がかかる。
与えられた熱が身体の中でくすぶり、僅かな刺激にも身体が反応してしまう。

腰のあたりに硬いものが当たる。
経験の少ない私でも分かる、この人も興奮してくれているんだと…。
山岡さんを見ると、余裕のなさそうな顔に身体の奥が疼いてしまう。

『なぁ、このまま指でイク？それとも…俺で…』
『それ、は…』
「俺のこと欲しがって…』

入り口を指が往復し、先ほどの熱がこみ上げて来る。

『お願い、山岡、さん…あなたの……』