この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
仕事終わりは癒しの時間
第13章 来客

部屋に帰って来て、ベッドの上で先ほどのことを思い出す。
『話し合った方がいい』って言われたけど、私から切っておいて今更何を話し合うの?
山岡さんにすごい失礼だし。

…まあ、謝りたい気持ちはあるけど。
でも、ブロックしたのはこっちからだし、もし解除して酷い言葉が届いてたら!?
こんな気持ち初めてだから、どうしたらいいのか分かんない!

1人悶々と考えいると、誰かから電話がかかってきた。
画面には発信番号だけ表示されてるから登録していない相手?
無視するのもアレなので、一応出ることにした。

「…もしもし」
『茜ちゃん?私…』
「藍さん…」

電話はお母さんである藍さんからだった。

初めはお互いの近況報告をするものの、社会人になってから久しぶりの会話なので、ぎこちない。

電話の要件は、今度の休みに久しぶりに東京に来るみたいで、私にも会いたいらしい。
私は了解して、東京駅で待ち合わせることにした。

通話が終わってから、拓也からラインで『お前の母さんに電話したいから番号教えた。ごめん』と来ていた。
私は『大丈夫。ありがとう』と返して風呂場に向かった。

今度こそきちんと「家族」と歩み寄らなきゃ。
いつまでも逃げてちゃダメだよね。


/212ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ