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仕事終わりは癒しの時間
第16章 全部委ねて
耳たぶを甘噛みされて、耳の裏側から耳の穴まで丹念に舐められて、恥ずかしさと身体の痺れに限界…。
舌の濡れた感触とか、舐める音すらもその痺れに加算されて…。
「あ、はぅ…んん」
「気持ちいい?」
耳の近くで話さないでー!
「めっちゃ可愛い…」
「可愛くない…」
「ふふっ。身体の反応悪くないよ、むしろ良すぎ」
「そろそろ脱ごっか?」
その言葉を合図にシャツのボタンを一つずつ外されて、ジャケットと一緒に脱がされた。
スカートを下ろそうとした時に少し抵抗したけど、山岡さんの「大丈夫」という言葉に安心してしまい、それも取られて、ストッキングも脱がされ下着姿を彼に晒してしまっている。
下着姿が恥ずかしくて、両手で隠そうとしたら山岡さんの手によって遮られた。
シーツを必死に手繰り寄せても脇腹辺りしか隠せない。
舐めるように身体に送る視線に恥ずかしすぎて仕方ない…。
「…あんまり、見ないで…」
「あ、ごめん…セックス出来るんやと思ったら、ヤバくて…すげえ興奮する」
温かい手のひらが私の手に重ねられ、その指を口に咥えて舐め始めた。