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仕事終わりは癒しの時間
第17章 始まり
フニャっとした笑顔で優しく包み込まれる。
私も山岡さんの背中に腕を回して、唇に優しいキスを降らせた。
「お腹空いたから、もう起きよっか?」
シャワーを浴び、山岡さんが作ってくれた朝食を食べる。
「俺、今日は夕方まで時間あるから、それまで一緒に居たい」
「うん」
山岡さんの家で寛いで、ゲームをして、わたげちゃんと遊んで、隣で山岡さんが微笑んで抱きしめてくれて優しいキスをくれて…。
夢で見たあの光景が現実になって嬉しさで胸がいっぱいになった。
「あのさ…今更って思うかも知れやんけど…」
「うん?」
「俺と…付き合ってください」
「はい」
「ありがとう」
「元彼と出来んかったこと、俺といっぱい楽しんでいこうな」