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仕事終わりは癒しの時間
第6章 癒しの時間
前は泥酔してる状態で連れて来られたけど、ラブホテルに入るの初めてだから、どうなってるのか入り口でキョロキョロ見渡してしまう。
山岡さんは手慣れた様子で部屋を決めている。
「なんか、慣れてるね…」
「俺の実家さ、壁薄いねん。やから高校の時に彼女と部屋でヤってたら声聞こえるからさ、よく使ってたんよ」
高校生で経験済み…。
私、初めてしたの26ですよ…。
「なんか、山岡さんってすごいモテそうだよねー」
「…俺がめっちゃ手早いみたいに言うのやめてくれやん?これまで付き合ってもエッチしたの4人やで」
「ふーん(それが多いのか少ないのか分かんないけど…)」
「部屋決めたから早く行こ」
エレベーターに乗り込み、3階の部屋に付いた。
部屋に入って見ると、薄いピンクの壁紙だけど、それ以外は普通の感じ?
「なんか、もっとギラギラした感じかと思った…」
「もっとすごい部屋の方が良かった?」
「いや!そう言う意味じゃ…」
「はははっ!茜さんが引かんように控えめなの選んだんやって」