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仕事終わりは癒しの時間
第2章 恋の終わり

週末、私は荒れた。
行きつけのバーでお酒を浴びるように飲みまくった。
彼との思い出を流したい一心で…。
でも…

「うう〜、なんでよー、修二さん…」
「おい、もうやめとけって」
「おかわり!!」

酔えば酔うほど彼との思い出が蘇ってきてツラい。
それでまたお酒を飲んでしまう。
バーのマスターで幼馴染みの拓也が呆れるようにお酒を注ぐ。

「これで最後な」
「やだ!まだ飲む!どうせ休みだし!たっくんも付き合って!」
「絡み酒かよ…」
「私たちの1年は何だったのー!?私、この人といつか結婚するのかなーって思ってたのに」
「実際、そういう約束とかしてなかったんだろ?よかったじゃん、婚約中とかじゃなくて」

ちがーう!そういう意味じゃない!

「婚約してたとかしてないとかじゃないの!なんで私だけ見ててくれなかったのかな…ううっ…」
「もー泣くなって、化粧落ちるぞ。ほらティッシュ」

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