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第1章 同居生活

「じゃ、お義父さん。失礼しますね。」

俺の背後に回り、優しく肩をも見始めた。

「どうですか？痛くないですか？」
「大丈夫だ。気持ちいい。」

小さくて柔らかい手だが、力はそこそこ入ってる。

時々、背中越しに柔らかな感触が伝わる。

『こりゃ、今夜抜くとするか。』

暫く葵さんのﾏｯｻｰｼﾞを堪能し、俺は部屋へと戻り、葵さんでまた抜いた。

それからも、葵さんは、涼真がいても俺に酌をしてくれたり、ﾏｯｻｰｼﾞもしてくれた。

「葵はね、ある意味、ﾌｧｻﾞｺﾝなんだよな。」
「えーっ！またそれー？違うのにぃ。」

葵さんの家庭は、母子家庭で父親は葵さんが物心つく前に他界。だから、出来なかった親孝行をいましてくれてる。

「まー、いいさ。伸子もよくやってくれてたからな。」