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藤の舞 Ⅱ 妊婦調教
第3章 拡張調教

先生がわざわざそこまで予想して用意していると思うと恐ろしくなった。


「やぁ、鏡に気付いたんだね。私のショットをしっかり見ていてくれよ。」

年長のお客様が天井を見上げ、ワタシに視線を合わせて話しかけてきた。

三角形の枠に9つの球が菱形に並べられ、先程のワイヤー付の球がそれとは別に球とワタシの股の中間に置かれていた。

チョークでキューの先を擦り、今一度、天井ににやついた顔を見せたお客様が枠を外す。

観客の4人の頭がワタシの股間を向いていた。

カッツーン…

ガタン…ゴロゴロゴロ…

っうぅ…

ワイヤー付の球がワタシの入り口に当たり、9つの球が台に拡がり、いくつかがワタシの膝下を潜ってポケットに吸い込まれていった。

拍手が起こり、次のお客様が立ち上がる。


「少しルールを変えていてね。通常ポケットに入ったらもう1打だが、必ず交代する。後は普通どおりだよ。」

年長者が説明してきたが、そんなことどうでも良かった。

「先生、ブレイクショットじゃ当てる楽しみがないのでは?」

カッツーン…

ひぃぃっ…

入り口にある球に他の球が当たり思わず声が出た。


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