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第26章 クラーケン╳料理と部族

その頃、ミルミルは奇妙な部族に身柄を拘束されていたのである



ミルミル「ここは何処？怖いよ！」



相手には言葉が通じないままミルミルの頭に塩と胡椒が振りかけれた



ミルミル「ゲホッゲホッ・・・・いきなりなにするの！」



しかし言葉が通じないため何を言っても無駄であった、それどころかミルミルはグツグツ取り煮えたぎる熱湯の鍋の前まで運ばれた




ミルミル「・・・・嫌だ！私死にたくない！嫌だ嫌だ嫌だ！」



体が震えて死の恐怖を味わい、涙を流すが誰も助けてくれないその時、偶然にもその場にいたムルクお嬢様の執事であるグラデラが料理しようとするケチャムチャブル族に止めるように説得するとケチャムチャブル族の族長が現れた



族長「我々の大事な食事の邪魔をするとは・・・・一体なんの真似だね？」



グラデラ「相手はまだ子供じゃないか！開放しなさい！それにもし今すぐに食べてもイカの身は小さく、茹でる加減を間違えれば固くなり栄養分が溶け出して旨み成分がぐっと下がるし、本当の料理を味わいたいなら俺が作ってやるから」




族長「もう遅い・・・・味なんて関係ない！」



グラデラは仕方なく族長を熱々熱湯の鍋に放り投げたら族長が鍋の中で激しく暴れる！それと同時に周りにいたケチャムチャブル族の狩人族は何故かダンスをして盛り上がっていた