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第31章 妖魔の館╳料理人と変態達

グラデラは音を立てずに忍び足でティアマトの下に行き、鍵穴に渡された錆びた鍵を差し込み、ゆっくりと回すと錆びた割にはすんなりと回せて解錠した、そして床板をゆっくりと外したら異様な匂いが立ち込めていた、するとティアマトがその匂いに反応して起きてしまう、グラデラは焦って手を滑らして頭から落ちてしまうのであった



ティア「誰だ！勝手にここを開けたのは・・・・許さない！私が動けない隙に誰か入ったな！」



そして頭から落下したグラデラは叫びながら何かにぶつかると柔らかい何かにぶつかって、クッションのように跳ねて着地した



？？？「ひゃうわぁっ！」



グラデラ「派手に何かとぶつかったなぁ」



グラデラの目の前に小さな部屋全体を覆い隠す巨大なローパーがいたのである、その体の中心には上半身が人間の姿をし、下半身は巨大ローパーと合体していた



？？？「もう痛いじゃないって、どうやってここに来たの？貴方は一体何者かしら？あれ？もしかして貴方は上で噂の料理を作る方ですよね！」




グラデラ「ええっ、そうですが・・・・」



？？？「なーんだ！それならあの人からは話を聞いているわ！だからここに来れたのね！ふふっ私はこの地下室に住み着くローパーのエミリちゃんよ！料理が作れてしかも美味しいって評判みたいだし、ちょっと待ってて今すぐに分裂するから」