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第31章 妖魔の館╳料理人と変態達

ムルク「ムシャムシャムシャ・・・・」



エミリ「あ～むっ・・・・ムシャムシャムシャ・・・・・・・・・・・・味を感じないけど」



リム「ムシャムシャムシャ・・・・・・・・本当だ！全然味を感じない」



占い師「私は感じますわ！ほのかに口に広がる甘い香りが食欲を引き立てていますわ」



ムルク「あら同じ意見ですわ！食べた事がありますの？」



占い師「いえいえ、遥か昔に暮らしていた土地に同じようなものがあったのを思い出しましたわ」



グラデラ「それは凄いですね、では続けて副菜を紹介します、地下原水から汲み上げた天然水を使ったアスパルドと脂の乗ったハースラーの肉を薄くスライスした料理を堪能して下さい」



ムルク「・・・・・・・・さっぱりした肉ですわ、さすがグラデラですね！」



グラデラ「これは私ではなくロデリアが作りました」



ムルク「あらそう・・・・分かったわ」



エミリ「モグモグ・・・・さっきより味を感じるが味をまだしっかり感じない！」



リム「ダメだな何を食べてるか感じねぇ！」



占い師「このキレイに薄くスライスされた肉にも関わらずしっかりと味が凝縮され、ほどよく口の中ので脂が優しく溶ける味わい・・・・さすが世界を誇る料理人ですわ」