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第49章 旧作No.6✖ドッペルゲンガー

毒沼を通り過ぎようとした瞬間である



ドロドロッ



毒沼から人の形をした物が現れた



グニュグニュ



そして形をだんだんと変えていき、毒騎士の身体に変化した



毒騎士はすぐに毒の剣で斬りかかってくる



レグリス「団長は下がって下さい」



レイナ「気をつけて」



レグリスは毒に触れないように円盤を投げる



ドスンッ



円盤で毒騎士の腹を真っ二つにした



真っ二つにされた毒騎士はすぐに分裂し、姿を消した



レグリス「手応えのない奴だ」



レイナ「怪我はない？」



レグリス「団長、この程度でやられては団長を守る意味がありません」



二人は急いで森から抜けると荒れた大地に着いた



レイナ「他の騎士達が見えないが」



レグリス「そう焦るな、彼らは簡単に殺されたりはしない」



そして数分後、残りの騎士が来たが最初の時より数がかなり減っていた



レグリス「残りの仲間はどうした？」



騎士「毒沼から突然騎士が現れて次々と仲間が毒状態にされ、生き残った者は速やかに逃げました」



レグリス「やはり敵地に少数で入ったのは誤算だった」



レイナ「ここは一旦戻りましょう」



レグリス「いや、もう後戻りは出来ない、アレを見な」



来た道を振り返ると道が変わっていたのである



レイナ「これは一体」



レグリス「どうやら俺達は戻れなくなってしまったようだ、脱出方法はただ一つ、この荒れた大地を侵略したボスを倒さない限り脱出は不可能だ！」