この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Sな彼女
第4章 ホテルにて -2-

そして、岬は指の抜き差しを始めた。
ゆっくりと、優しく、丁寧に。
「あ、あ、あ、……やっ……あん……」
彼女の手の動きに合わせて、信じられないくらい自分の口から甘い声が漏れる。
恥ずかしくて堪らない。
岬がふっと笑ったような、息遣いを感じた。
「……やらしいね、りょおちゃん。まだ指一本だよ?」
意地の悪い事を言いつつも、彼女の手の動きは優しい。
「……はっ、……あぁ……あ、あ……」
だんだん奥が疼くような、もどかしい感覚になってきた。
「ふふっ……りょおちゃん、腰が動いてるよ?もう一本指、増やしてみよっか?」
「やめ……こわ、い……」
俺のなけなしの拒否も聞き入れて貰えず、更に一本後孔に指を捻じ込まれた。
じわじわと中を拡げられているのが、分かった。

