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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第4章 秘書2課派遣部
「ひたすら仕事して、ただ家に帰るだけ‥
奥さんが居たって、待っていてもくれない、帰ったら1人で誰も居なくて、寝て起きたらまた出社‥寂しいでしょう?」
「それは‥寂しいと思いますけど‥」
「だから一時の幸せ‥
そう思う事にしたの、そうしたら私の方も幸せな気持ちでいられるもの」
「・・・・・・」
セックスする事に、そんな解釈もあるんだ‥
詭弁だとは思うけど、そう思わないとやってられない‥深夜さんはそう言っているような感じ。
「さあ出来た‥
こうして見ると、結構美人じゃない陽菜ちゃん‥
細身で胸はあり、しっかり小顔系、社長が好きなタイプよ陽菜ちゃんは」
「社長ですか?」
入社式で遠くから見た、そんな印象しかない。
神楽代悠久(ウタシロ ハルヒサ)
まだ40代後半なのに、1代でこの会社を此処まで成長させた敏腕社長。
と、入社前の資料で読んだ‥
年齢の割には、かなりイケメンに写ってた、社長の写真‥私が知っている雅楽代社長はこれだけ。
「これで人通り、細かい事は随時聞いて‥
後本当に秘書仕事の方もあるから、それも一緒に覚えましょう」
「えっ、あるんですか?」
「最低限ね」
そう言って、深夜さんは更衣室から樹部長の前に私を連れて行く・・・・・