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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
どうやら‥かなり陽菜に負担を掛けたらしく、陽菜はなかなか動く事が出来ず。
結局30分近く俺に抱き付いたまま‥
俺の方は、まあ嬉しいが‥‥
「もう‥大丈夫ですから・・・」
「そうか・・・」
何とか力を入れ、俺から離れた陽菜‥
無くなったぬくもりが寂しく感じるのは、俺の気のせいか?
とにかく、後始末と着替え‥
一応節度というものもある、陽菜が嫌がらないよう、俺は自分の服を直しながらも、後ろを向いている事にした。
「着ましたから、良いですよ雲母(キラ)さん」
「ああ‥
身体の方は大丈夫か?」
振り返ると、しっかり制服姿の陽菜が‥
やはり此処の制服は地味だななど、余計な事を思ってしまう。
「それはなんとか‥
電車に乗れれば‥‥‥って23時45分!?」
「ん?
終電も終わる時間だな」
「どうしよう・・」
陽菜は電車通勤だったか‥
予想以上の長い時間、行為に耽っていたもんだ、これじゃ陽菜もダウンする。
「・・・
乗って行くか?」
「えっ?」
「俺は車だ、ついでに送ってやる」
「・・・・・」
陽菜は随分考え込んだが、何か不都合があるのか??