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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
「・・・・
では、お言葉に甘えても良いですか?」
「構わない‥
だが何か都合が悪かったのか?」
「いえ、今までアフターは全て断っていたんで、どうしようか迷っただけです」
「・・なるほどな」
そう言えば、樹もそう言っていた‥
どういう理由か、陽菜はアフターは一切受けないと。
「ご迷惑じゃなければですけど‥」
「迷惑とは思って無い、時間を取らせたのは俺のせいでもある‥
では行くか?」
「はい、でも一度ロッカーに戻って、着替えてからになります」
「ああ構わん」
応接室を出れさえすれば‥
発言に注意しながらの言葉は、かなり面倒くさい。
応接室を出てから、下階にあるロッカールームへ‥
流石に入る訳にもいかんから、俺は廊下で待つ。
(幾ら何でも、この時間は誰も居ないか‥)
元々、悠久(ハルヒサ)と奏(カナデ)を出し抜く為に、敢えて遅い時間を設定。
先に樹には話し済み、そしてこの事は悠久達は知らない。
邪魔が入ると面倒、これが一番の理由。