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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
多少の確信犯‥
陽菜が千葉在中なのは、2年前から承知済み‥
この際だから、俺のマンションでじっくり話したいのが狙い。
「ダメか?」
「で‥でも、奥さまとかお子さんは‥
それに私どうして良いか‥‥」
「生憎と俺は独身だ、悠久と違ってバツイチでも無いぞ‥」
「・・・
社長はバツイチ・・・」
「ああ、あっちはな、兄弟だからと言って一緒にするな‥
後どうするか‥夕飯すらまだときた、まずは飯からか??」
絶対嫌とか拒絶の言葉は無いようだ‥
これはこれで安心するが、悠久と一緒にされたら、たまったものではない。
車の運転があるから酒関係とはいかず、知り合いの小料理屋に連絡を取り、2人だからと何とか頼み込んで、酒抜きで用意して貰った。
個室が空いていた‥これも何とかなった理由‥
この時間で酒抜き、しかも車じゃ色んな意味で間違われる。
「良いんですか私まで‥」
「腹が減っているのは同じだろ?
散々体力を使ったからな」
「うっ・・・」
個室なのを良い事に、多少言いたい放題‥
やっと開放されたんだ、少しは口も軽くなる。