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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第12章 マンションー社外相談役
「ンッ‥雲母さん‥‥」
「俺も色々言ったけどな‥
陽菜に本気だからこそ、そんなに悩んでる顔は見たく無いんだ、笑顔で居て欲しいんだよっ!」
「あ・・私・・・」
「悲しい顔は見たくない、全て俺が排除してしまいたくなる‥
惚れた女を守りたいのは男の性だ、俺の方はずっと陽菜に惚れてるからな」
俺らしくない‥
分かっていても言葉は止められん、陽菜に本気な分、何処までも陽菜をこの腕の中で守りたくなる。
「ごめんなさい‥」
「謝るくらいなら笑ってくれ‥
その方が俺も安心出来る」
「・・・・・はい」
泣き笑いのような笑顔、この顔が本当の笑顔になるように‥‥俺はっ!
「・・・ンッ・・・」
「柔らかいな陽菜の唇は、それにどことなく甘く感じるな」
「それはお酒‥ンンッ‥‥」
もう少し深く‥
少しだけ舌を絡ませ、じっくりとその甘さを味わう。
衝動的に深く追いたくなるが、秘書2課で散々苦労していたんだ、こんな時ほど俺だけでも優しくしてやりたい。