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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第13章 俺様だけど・・ー気になる人
「その‥何かしたのなら謝ります‥‥‥」
「・・冗談だ、酒飲んでソファーで俺にしがみ付いて寝ちまっただけだ」
「しがみ付いて‥‥」
うそぉー!
うんん、雲母さんに後ろから抱き締められたのは覚えてる。
それから、何だかからかい半分の真面目な話で、奏常務の話になった後からは‥記憶があやふや。
という事は、私ってあのまま寝ちゃった??
「まあ良い‥
何時だ?
・・・まだ7時半かよ」
「一般的です・・・」
通勤に時間が掛かるんだもの、普段だったらこの時間でもアウト‥
どうやら習慣で、早く起きちゃったみたい。
「休みくらい寝かせろ・・・と言いたいところなんだけどな・・・」
「・・・へっ?」
バフッと、ベッドに押し倒されたんですけど?
それを雲母さんが、上から見下ろしているこの状況。
「夜はお預けを食ったからな、いい加減に酒も覚めただろう?」
「お預け?
・・・・ンッ・・・」
雲母さんの顔が迫って来て、朝からキス‥でも優しい。
「・・もっと激しいのをお望みか陽菜?」
「違っ‥ンンッ‥‥」
舌先同士が絡んで、思わず鼻に抜けるような甘い声を出してしまう。

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