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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第13章 俺様だけど・・ー気になる人
「どうせなら裸エプロンでな陽菜?」
「どうしてそうなるんですか!?」
「そうだな‥
男の浪漫‥か?
俺にだって我欲くらいはある、特に陽菜に対しては‥‥」
「・・・雲母さん・・・」
裸エプロンの理屈が分かりません!!
ついでに男の浪漫も‥
しっかりエッチな事ばかり言うんだからもう!
「朝飯は表参道に行く途中で見付けるさ‥
後要る物はあるか?」
「いえ特には‥‥」
たまたま此処に来ただけで、また来るとは限らない‥
だけど、また来るとも思う、何故なんだろう?
(私自身も分からないの)
外に出るんだったら着替えなきゃで、使っていない空き部屋を借りて着替え。
昨日のままだけと仕方無いよね。
「・・・あれ?」
上着のポケットに硬い物?
取り出して見たら・・
「あっ‥昨日の‥‥」
香水の小瓶、此処に入れていたんだね私‥
ロッカールームで着替えに慌てて、制服の中だったのを急いで取り出してポケットにしまったんだった。
「・・シトラス・・」
握る小瓶は、何となく温もりを持っている感じ‥
雲母さんの温もりみたいな。