この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第13章 俺様だけど・・ー気になる人
大切に小瓶を鞄に入れて準備OK‥
といっても普通だけど。
リビングに出て来たら、雲母さんも着替え終わったみたい、向こうは寝室から出て来た。
(うわぁ‥‥)
スーツ姿だけど、昨日とはまた違う雰囲気‥
スーツは少し崩した淡い色合い、髪型は昨日見た髪型、それに小物使いとかオシャレでカッコいい。
「陽菜?」
「やっぱり釣り合わない」
「やれやれ・・・」
躊躇い無く、私の側まで来る雲母さん‥
そしてまた腰に手を添えられた。
「釣り合わないと言うんだったら、俺が釣り合うように変えてやるよ‥
俺がというより、陽菜の方が地味過ぎるんだ」
「一般的だと‥
会社通勤ですから、昨日のままですけど」
「普通に通勤でも、もう少し華やかでも良いだろ?
どうしてそう地味に徹しようとする??」
「それは・・・」
「大学時代は、もっと明るい色を好んで着ていた筈だ」
「・・・・・」
勿論地味系にしたのには訳があるよ‥
でも今此処で言いたくない‥‥言えない。