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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第13章 俺様だけど・・ー気になる人



「私が人を惹きつける・・・」


「無自覚ほど怖いものは無い、自然に魅力を振りまきやがる‥
一番最初に見付けた俺を誉めて欲しいもんだ‥‥だんだんそんな気分になって来たぞおい」


「き‥雲母さん!?」


わ‥私の肩に顔を埋めて脱力感満載‥
私って、そこまで無自覚だった??



「・・・
慰めろよ・・・陽菜・・・」


「っ!?!?」


耳元でそんな事っ!?


だけど‥逆らえない‥
理由は分からないけど、そうしてあげたいって思ってしまう。


甘い誘惑・・・


雲母さんの言葉にドキドキして、凄く気になって‥
少しずつ私を絡め取って行くみたい。



「・・・・・」


ちょっと躊躇いながらも、私は雲母さんの綺麗に整えている髪に手を伸ばした。



「そこで撫で撫でかよ、陽菜の感覚は変わっている」


「普通は?」


「キスくらいしてくれるだろ?」


「えぇ――!」


それが慰めるの普通ライン!?


私からは‥まだちょっと恥ずかしいんです‥
まだ、しっかり会って1日も経っていないのに‥無理っしょ!



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