この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第13章 俺様だけど・・ー気になる人
「私が人を惹きつける・・・」
「無自覚ほど怖いものは無い、自然に魅力を振りまきやがる‥
一番最初に見付けた俺を誉めて欲しいもんだ‥‥だんだんそんな気分になって来たぞおい」
「き‥雲母さん!?」
わ‥私の肩に顔を埋めて脱力感満載‥
私って、そこまで無自覚だった??
「・・・
慰めろよ・・・陽菜・・・」
「っ!?!?」
耳元でそんな事っ!?
だけど‥逆らえない‥
理由は分からないけど、そうしてあげたいって思ってしまう。
甘い誘惑・・・
雲母さんの言葉にドキドキして、凄く気になって‥
少しずつ私を絡め取って行くみたい。
「・・・・・」
ちょっと躊躇いながらも、私は雲母さんの綺麗に整えている髪に手を伸ばした。
「そこで撫で撫でかよ、陽菜の感覚は変わっている」
「普通は?」
「キスくらいしてくれるだろ?」
「えぇ――!」
それが慰めるの普通ライン!?
私からは‥まだちょっと恥ずかしいんです‥
まだ、しっかり会って1日も経っていないのに‥無理っしょ!