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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第15章 急なお呼ばれー取締役社長



秘書2課内のロッカールームは、簡単だけどシャワーブースが設置してある。


そのシャワーブースでずっと、泣きながら頭から湯を被り、先ほどの嫌な白濁を流すのに必死な私。



「くっ‥‥ひっくっ‥‥」


涙が溢れて止まらない、どうしてこんな事になってしまったの?


何故、社長に狙われたの‥‥馬鹿な私、考えたってすぐ分かるよね、奏常務が夢中だから、だから私が邪魔だった。



「某代議士の孫娘でお嬢様って‥
そっちの方が‥‥似合うじゃない‥‥」


自分で言って自分が情けない、じゃ私は何?
セレブが社長が常務がそんなに偉い訳??


そんなの上の人間の勝手、それは私が一番知っている、知っているから受け入れられない。



「・・・・・だから」


あれだけ言ってくれた雲母さんを、私は受け入れられなかった‥
それは、あの人がセレブで社長だから。


あの人が悪い訳じゃ無いのに、私はそれだけの理由で受け入れるのを拒絶したんだ。



「・・・ごめんなさい」


情けないよ私が、こんな風にしか考えられなかった私が‥偏見の目、それは私も同じだったんだね、本当に情けない・・・



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