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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第17章 マンション2ー雲母と同居?
「簡単に樹にやるつもりは無いがな陽菜?」
「うっ‥‥‥ん?」
膝の上だったのを、いきなり転がされて‥
雲母がしっかりとベッドに入って来た??
「なんだ?
一緒に寝たらダメか??」
「ダメじゃないけど‥」
「傷が良くなるまで、無茶な事はしないさ‥
こうして一緒に寝てくれるだけで良い」
雲母の方を向いたら、ギュッと抱き締められた‥
目の前には‥‥雲母の顔‥ドキッとする・・
「・・・陽菜・・・」
「・・んっ‥雲母・・」
また額にキス1つと、唇にキス1つ‥
もしかして、これってクセ‥なの??
「だから、怪我人を苛める趣味は無い‥
サッサと寝た方が良いぞ」
「うん‥
・・・腕の中が良い・・・」
「ああ・・・」
ちょっと雲母が身じろぎして‥
私はしっかり雲母の腕の中‥凄く安心するシトラスの香りと一緒に。
「おやすみなさい」
「ああ・・・」
雲母は本当に、一晩中私を抱き締めてくれていた‥
痛みで軽く目を覚ましても、そこは雲母の腕の中で、また穏やかな眠りがやって来る。
こんなに気持ち良く眠ったのは‥初めてかも知れない。