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第19章 助けて‥くれるの？ｰ男達の結託

悠久は、ふてくされる奏を連れて秘書２課を出て行った‥
にしても、別の理由でまた竜崎部長に連絡する事になろうとは、竜崎も落ち込むなこれは・・



「樹部長‥
陽菜ちゃん‥どうにかならないんですか？」


「こればかりはな‥
社長命令だ仕方無い事もある、あまり気に悩むな草薙」


「でも、陽菜ちゃんはもっと！」


心配性の草薙らしい言い分‥
本当の事を言ってやりたいが、かなり先の話になるだろう。



「雅楽代社長の方が最もですわ！
社会人としての責任も果たせないお味噌は、この会社には不要よ！！」


「はぁ‥‥
勝手にしてくれ‥‥」


今後は息を吹き返したような唄姫か、本当に勝手にしろよ‥
正反対の２人を無視し、俺は本当に今日の分の仕事を再開。


やらなきゃマジで帰れない、そして雲母とも話が出来ないだろうがっ！！


ついでに陽菜が心配なんだよ天羽共々‥
サッサと仕事を終わらさんと、多分に待っているであろう天羽に迷惑が掛かる。


もう、五月蝿い唄姫を頭から完全排除し、ただ仕事を終わらせる為に没頭した。


こんな１日は御免被りたいぞ俺ですら・・・