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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第21章 心機一転頑張ります!ー社長秘書
この件の他にも、各部署から上がってくる資料や書類を見ては、あーだこーだと言い合って、終わったのは日も暮れた遅い時間。
いったい何日分の仕事を1日でやったんだ!?
「流石に後は無いぞ?」
「あらら、私また変な事をしたのかな?」
「いや、俺1人だったら何日分の仕事だ?
天羽が太鼓判を押したのが良く分かった」
「??
普通でしょう?」
これの何処が普通なんだ?
「おいおい、日本有数のデカい会社と一緒にするな‥
向こうから見れば、此処など中小企業だっ!」
「一緒にしているつもりじゃ‥
私、アドバイスくらいしか出来ないし‥‥」
「普通それすら出来ないもんなんだよ‥
少し自分の能力を低く見過ぎだぞ陽菜?」
「そうかな??」
だから、どうしてこういうところは無自覚天然なんだ??
(・・・
周りがデカ過ぎるのが原因か?)
あの両親に、確か兄2人は東大卒のエリート‥
上は後継者として、下は海外留学で博士として活躍中‥だったな?
これじゃ勘違いもする、自分が一番下だと‥
無自覚天然の理由も此処にありか、参ったなこりゃ。