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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第22章 奏の追撃ー衝撃陽菜のアパート!
初日から雲母(キラ)の強引さに負けたけど、新しい仕事の方は順調かな?
一応秘書という事になっているよ、でも本当の秘書的仕事は時雨さんの方で、私は雲母の経営面での手伝いがメイン。
加洲時雨(カシュウ シグレ)さん、雲母がこの会社を立ち上げた時からの雲母の秘書さんで、雲母の信用も厚い‥
勿論、私の事も全て把握済みで、出来る限り雲母のサポートって時雨さんに言われた。
「時雨さん、出来上がり書類此処に置いて行きますね」
「はい、また多い‥
小鳥遊(タカシナ)さんが来てから、仕事がはかどって助かります」
時雨さん自身が、苗字より名前で呼んでくれた方が気楽‥と。
それで私も陽菜で良いと言ったんだけど『それは社長に怒られます』と、やんわりと拒否、それで今の呼び方になった訳。
「私程度では‥
少し仕事が早くなっただけでしょう?」
「いえ、経営面でのアドバイスが出来るのは、小鳥遊さんくらいしか居ません‥
秘書というよりアドバイザー、社長が一番欲しかったものですよ」
「そうですか‥‥」
雲母が欲しかった‥
樹(イツキ)さん達と分かれて、雲母は1人だったのよね。