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第6章 玩具が大好きｰ営業課長

薄いスエット姿で台所に立ち、夕ご飯と明日のお弁当の仕込み‥
社食はあるけど、やっぱり私にはまだまだお弁当コース。



「やれやれ・・・」


テレビを見ながら１人夕ご飯、もう慣れたよ学生時代からだから５年目だしね。



"リーン♪　リーン♪"



「？？
誰だろう？」


スマホの着信音、相手を見たら直ぐに電話に出る気になった。



「・・・もしもし？」


『やあ陽菜、元気にしてるかい？』


「勿論元気だよ・・・パパ・・・」


そう、相手は私のお父さん‥私は子供の頃からパパって呼んでるけど。



『仕事は？
良い会社に入ったが、苦労はしていないか？？』


「大丈夫、新入社員だもの、そりゃ大変だけど、これも会社だよね‥
それよりママも元気？」


『ああ、相変わらずだよママは‥
何か困った事があったら、なんでもパパに相談しなさいい、いね陽菜？』


「うん、分かってる‥
じゃ、夕ご飯中だから・・・」


『また掛けるよ・・・』


スマホを置いて‥


分かったとは思うけど、うちのパパって凄い過保護‥
兄弟はいるんだけど、女の子は私１人で、パパは子供の頃から私にはこんな感じ。


こんなんで仕事大丈夫かな？？