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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第6章 玩具が大好きー営業課長



今日もお得意先一覧と睨めっこ‥
これが1日の大半を占める‥他部署から見たら楽なんだろうけどさ。


本日も何事も無く‥と思っていたら・・・



「小鳥遊ちょっと付いて来い!」


「はい!」


うわー樹部長からのお呼び出し、でも付いて来いって??


逆らうと後が怖いので、無言で樹部長の後を付いて行く。




"コンコン・・・"



「失礼します樹です」


此処は秘書2課より更に上階、俗に言えば重役関係のフロアー。


こんな場合に私って、なんか場違い感満載。



「彼女か樹?」


入った部屋の向こうには、さも偉そうな3人の男性達。



「はい、今年は彼女1人、小鳥遊挨拶しろ‥」


「・・小鳥遊陽菜です、宜しくお願いします」


ペコリと頭を下げて、上げた先‥
3人の中の1人は私でも知ってる。



「一応‥雅楽代社長は分かるな?」


「はい、勿論です」


「俺は挨拶要らないね」


勿論、雅楽代悠久(ウタシロ ハルヒサ)社長‥
写真より、実物の方がイケメンだわ、妙齢の魅力ってのかな?



「・・・
俺は雅楽代雲母(ウタシロ キラ)、悠久の弟で社外相談役、だからあまり此処には居ない」


「宜しくお願いします雅楽代相談役」


社長に似てるけど、もっと若くて同じくイケメン、それに野性味溢れるって感じ‥
自信満々、そんなタイプなのかな?



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